女性特有のガンはどんなもの?

女性のがんといえば、乳がん、子宮がん、卵巣がんなどが代表的ですね。

女性特有のがんの中でも乳がんは毎年どんどん乳がん患者の数が増えてきていて、2020年には約5万人にのぼるだろうと推計されています。

どうしてこんなに増加しつづけているのでしょう?その原因を考えてみたいと思います。

乳がんの患者は30歳の後半から40歳後半の女性が多いとされています。

また、統計的に、乳がんの患者さんに多い特徴として、喫煙者。飲酒でも、酒量の多い人。

血縁者に乳がん患者がいた場合などの遺伝的な理由、30歳で初産の人、または、出産経験がない人、などがあげられます。

これは、現代の女性の状況を映し出している統計だと考えられるでしょう。

女性の乳がんが多くなった社会的背景

女性の乳がんの発症する原因の多くに、女性の社会的地位や状況の変化が関係していそうです。

その理由として、30歳で初産の人、または出産経験がない人から考えて見ましょう。

男女平等が叫ばれて久しいです。以前は、学歴においても男女はかなり違いがありました。

男性が大学卒が最終学歴なのに対し、女性は行っても短大卒というのが主流で、

そうでなければ、高卒で就職、早期に男性と結婚して、家庭に入り、20代で出産することが多かったのです。

さらに、妊娠・出産の回数も多く、ひいては、授乳期間が頻繁にくることもあり、乳腺を生物本来の授乳の機能と

してフル稼働させている時期が長いといえるわけです。

一方、現代の女性は高学歴になり、男性並みに社会人として仕事をもち、それに伴い、

喫煙の機会や飲酒の機会も随分と多くなっています。さらに晩婚化なります。

その影響で結婚しても、初産の年齢は30歳を超えることも多いです。

男性と同じように仕事をしながら、女性のからだ特有の器官のケアも意識する必要が高まっているのです。

女性の乳がんをこわがらないで対処するには

女性の最近の生き方として、恋も仕事も、勉強も充実させたい。

恋が成就して結婚すれば、働きながら、主婦業もしっかりこなしていきたいという女性の希望が目立ちます。

充実した人生のためには、社会人としての仕事も大事。でも、女性としての幸せも経験したい。

自分の母の時代には、女性は働きたくても、成人するころには、結婚しか道はなかった。

せっかく自分に実力さえあれば、仕事も男性並みに就職できるようになった世の中、仕事と結婚を天秤に測るのは

ナンセンス、というわけでしょう。なによりも大切なのはライフワークバランスのとり方。

仕事も恋も結婚もバランスよく充実させるには、計画が必要です。

いましなければならないのは、私はどんな人生を送りたいのか、ライフプランを立てることです。

万が一のときの備えとしての医療保険。女性特有の病気に備えたプランも充実しています。

もしも、乳がんになってしまった場合、早期発見なら90%が完治するといわれていますので、

遺伝的危険因子をもつ方は半年に1回、そうでない方でも30代を過ぎたら1年に一回乳がん検診を受けましょう。

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